1. HOME
  2. 年中行事
  3. 釈尊成道会

釈尊成道会

2024年12月8日
大洞山雲林寺釈尊成道会

12月8日は、釈尊成道会をいとなみます。

釈尊成道会の由来

成道(じょうどう)とは、成仏得道の意味で、成仏または成正覚(じょうしょうかく)ともいいます。お釈迦さまは12月8日、暁けの明星を見られ、「われと大地の有情(うじょう)と同時に成道した」と開悟の宣言をされました。

仏は仏陀(ぶっだ)と同じくサンスクリット語のブッダからきた言葉です。ブッダは覚者(目覚めた人)という意味ですが、この成道をもって仏としての釈迦になられたのです。そして一切衆生(いっさいしゅじょう)・・・生きとし生けるものの同時成道を宣言し、衆生に対して救いの光明をもたらされたのです。

有情とは非情(木石等)に対する語で、感情や意識など心の動きをもつ一切の生き物をいいます。また禅宗の本山や修行僧の多い寺院では「臘八接心(ろうはちせっしん)」といって、12月1日から8まで昼夜坐禅修行に精進します。