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天明三年浅間山噴火物故者供養

2024年8月5日
大洞山雲林寺天明三年浅間山噴火物故者供養

天明三年(1783年)8月5日に浅間山の大噴火がありました。寺院のある大字長野原は、鎌原村の483名に次ぐおよそ240名の方が犠牲になりました。当山も、噴火により柱を2本だけが残して泥流に飲み込まれたようです。

こちらの動画は、2022年8月5日に執り行われた240回忌法要です。梅花流の御詠歌の音色が災害に遭われた方々への追悼の調べとなって響き渡ります。

 

2022年8月5日の天明三年浅間山噴火物故者供養の様子
2022年8月のコロナ禍も粛々と法要は行われました。

 

大洞山雲林寺本堂下の石段にもうけられた祭壇でご供養される三十世省吾和尚
梅花流会員の方々や地域の参列者の方々が石地蔵に追悼の念を運びました。

 

石地蔵に災害物故者の思いを運ぶ大洞山雲林寺住職

子供から大人まで参列者は、梅花流の御詠歌とともに、石地蔵と供養碑に物故者の思いを込めてお参りしました。

 

天明三年浅間山噴火物故者供養の子供たちに伝える講習会
天明三年浅間山噴火物故者供養の時期に講習会が行われました。

 

天明三年浅間山噴火物故者供養の日に伝える講習会
伝え続けることで、噴火当時の状況を胸に刻んでおけます。伝えなければ、物故者の思いは薄れてしまいます。被害を受けた地域の寺院だからこそ、供養を通して伝えていかなければなりません。