第三の眼
涅槃図(ねはんず)は、お釈迦様が中心に横たわり、
周囲に弟子たちをはじめ、菩薩(ぼさつ)、天界の神々、さらには動物や昆虫までもが集まり、お釈迦さまの死を悼んでいる様子が、詳細に描かれています。

雲林寺では涅槃図を公開中ですが、見に来られたお子さまに
「この方は何て言う人ですか?」
とよく質問されるのが、お釈迦様の近くにいる 眼が三つある人物 です。

仏教界きってのイケメンと言われる 帝釈天(たいしゃくてん)という神様です。
お釈迦様のガードマン(守護神)であると共に、お釈迦様の生涯を見守り、仏教を伝承する役割を果たしました。
なぜ、眉間の間に眼があるのでしょうか?

第三の眼は仏眼(ぶつがん)とも呼ばれ、
真実を見抜く力(直感、洞察、深い理解力)をもつ、とされています。
向きとしては神仏の眉間の縦に配置されていることが多く、悟りを得た者の特徴であるとされています。

第三の眼は 元々人間の身体にも備わっている と言われています。
ただ、情報過多の現代において、この第三の眼 は鈍くなりがちでしょう。
社会の構造が大きく変わっている今、 誰かの正解 に頼る時代は終わりを迎えつつあります。
これからは、人間本来が持つ 自分の内なる感性 こそが大切になる時代なのかもしれません。






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