暑さ寒さも彼岸まで|諸行無常|平穏な心で
3月はお彼岸の月です。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、彼岸ごろには冬の寒さが和らぎ、四季を持つ日本にとって、最も過ごしやすい気候になります。
「暑さ寒さも彼岸まで」は 辛いことや厳しい状況もいつかは終わりがくる
という優しい気持や人生に対する心持ちを感じさせる意味もあります。
移り変わり変化しないものはない
仏教の入り口である教え「諸行無常」です。
世の中の物事は常に変化を繰り返し、同じ状態のものは何一つありません。
それにも関らず、私たちはお金や物、地位や名誉、人間関係や自分の肉体に至るまで、様々なことを「変わらない」と思い込み、このままであってほしいと願ったりもします。
それが、「執着」へとつながるのです。
変化することを当たり前のこととして受け入れ、物事に執着せず、平穏な心でありたいものです。
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