浅間山天明三年大噴火供養
241年前の8月5日、江戸時代の1783年(天明3年7月8日)に浅間山史上最も大きな大噴火が発生しました。
噴火によって発生した大規模泥流は、吾妻川・利根川を流下したため、流域の村々を次々に飲み込んで洪水などによる大被害を与えました。
雲林寺の過去帳には、長野原町に住む240名もの尊い命が泥流により犠牲になったことが、記されています。
毎年境内の供養碑の前で法要を営みますが、本年は雨のため本堂内で供養しました。
雲林寺梅花講の皆様が「噴火供養御和讃」をお唱えします。
噴火供養御和讃 あの日あの時あの炎 噴火は焼きし被災地に 栄ゆる今日は帰れども 帰らぬ生命いかにせん |
「帰らぬ生命いかにせん」という歌詞の重みを感じずにはいられません。
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