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脚が組めない人に最適な坐禅をご紹介|椅子坐禅でリフレッシュ|調身調息調心

雲林寺 0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

お寺に行くのが嫌だなぁ、と思う理由が「正座」という方は少なくないかもしれません。お寺イコール正座というイメージは結構あると思います。

雲林寺の本堂はいつからか、たくさんの椅子を常時置くようになりました。これも時代の流れでしょうか、老若男女誰もが「椅子があって助かります」とおっしゃいます。生活様式が西洋化した今日、好んで正座をする人など皆無なようです。

雲林寺 待合室雲林寺の待合室

雲林寺 新年祈祷会法要の様子

 

床に座ったり正座をする習慣がない方々にとっても、脚を組むというのは簡単なことではありません。

「坐禅をしたいけど、足が組めません」

そうしたハードルをクリアできる坐禅が椅子坐禅です。

国内外で徐々に広まっていて、現在では曹洞宗公式ホームページでも椅子坐禅が認められています。

曹洞宗が推奨する椅子坐禅はこちら

椅子坐禅の環境作り

①できるだけ静かな場所

②心地よい温度

下半身が安定する椅子

イスの背もたれによりかからず、背骨をまっすぐにします。足は床にしっかりとつけ、肩幅くらいの幅に開きます。おしりを後ろに突き出す感じで腰かけると、腰のすわりがしっかりときまります。

自然に雑念が沸いてきます。その雑念を追わず、放ってみて下さい。浮かびっぱなしにして追い求めなければ消えて行きます。

呼吸を意識すると雑念は消えやすいようです。

「出る息は長く心を込めよ。吸う息は短く。この呼吸を頼りに真理に気付け」

お釈迦様のお言葉です。

身体を調える(調身)呼吸を調える(調息)そして心を調える(調心)坐禅の最中はこの3つの柱を実感しながら、あるがままの状態に身を委ねて下さい。

椅子に腰掛けて気持を落ち着ける。たった5分間の椅子坐禅でも気持が落ち着きます。

雲林寺 0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

仕事や家事の合間を利用し、リフレッシュタイムとして、是非椅子坐禅禅を取り入れてみてください。

友引 三月またぎは迷信です

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