立春

昨日は節分会でした。
節分は 季節を分ける という意味があり、暦上の春である 立春 の直前の日に節分会が行われます。
昔、季節の変わり目には不安定なエネルギーが発生し、これが 邪気 として現れると考えられていました。
鬼(邪気)が夜に活発になると考えられており、古来の日本では 立春の前日の夜 邪気を追い払う儀式として豆まきをしました。
季節を分ける という意味の「節分」は、四季それぞれの節目で行われる行事として位置づけられましたが、立春前日の節分が特に重要視されるようになりました。
邪気は追い払らって良い運気を呼び込む節分会
雲林寺では毎年、立春の前日の節分に、厄除け祈祷法要を行います。
祈祷法要後、祈祷を受けられた福男・福女の方に特設舞台に上がって頂き、豆をまいて頂きます。
雲林寺の節分会は100年以上続いている伝統的な行事です。
写真は祖父である28世住職、昭和59年の時の写真です。
この節分会を機に、皆さまが心身ともに清められ、開運招福なる一年をお過ごしになられますよう、心よりお祈り申し上げます。
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