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造道観音堂|初観音供養|雲林寺梅花講の皆様と共に

本日は初観音供養がございました。

毎年1月18日に、当山境内にある観音堂の供養を雲林寺梅花講の皆様と共にしております。

当山雲林寺の敷地内にある観音堂は正式には「道(つくりみち)観音堂」といい、馬頭観音が堂内に安置されています。

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平安時代より江戸時代にかけて、地域の観音堂を全て巡ると御利益があると言われ、観音堂巡りが行われました。

当山の造道観音堂は三原三十四所観音札所に属します。

雲林寺 地図

当時は娯楽も少なく自由に旅行もできない時代であったため、信仰という名目で娯楽を兼ねて観音の霊地を巡ったそうです。

「観世音菩薩に出合う旅」庶民の知恵であります。

夢の世に菩提のたねを道(つくりみち)
誓いも深き谷川の音

三原郷観音巡りの各場所に御詠歌がございます。嘉永(1849)2年3月写本した故佐藤善三郎所蔵の写本が保管されているだけで、設定年代も願主も全く不明です。

道観音堂は以前、西に300メートルほどいった断崖の下にありましたが崩落が激しくなったため昭和51年に雲林寺境内に移築されました。

本日の法要の様子

本日の光文字「造」

雲林寺駐車場のご案内

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