坐禅と写経
西吾妻郡の4か町村(長野原町・草津町・嬬恋村・東吾妻町)の連携講座、で「坐禅と写経体験」がございました。
坐禅は寺の境内での静寂の中で行う瞑想によるリラクゼーション効果や日本の精神文化を学ぶ機会として注目が集まっています。
また、般若心経などのお経を書き写す写経はそれ自体に功徳があるとされ、現在では多くのお寺で写経会が開かれています。
坐禅も写経も共通しているのは 心を落ち着かせる ことです。
人は生活していく中で 自然な心 から遠ざかってしまいます。
私達の生活はインターネットをはじめとするIT技術の発達によって、情報が容易に大量に手に入ります。
私達の暮らす社会は、情報をどのくらい大量に、どのくらい早く取るのか、競争しているかのようです。
しかし、人間の脳は情報過多の中では、脳自体が疲れ、強いストレスを感じるようです。
そもそも、スマホなどの電子機器を見続けること自体が、目や脳、身体にとってあまり良い影響を与えません。
過剰な情報をシャットダウンし、身体も心もいったんリセットする。
産まれたばかりの赤ちゃんが自然と微笑むときの心はごく自然な感情です。
そのような人間本来の自然な感情に向き合う、自分の中の 仏(ほとけ) に気づくということを目標として、坐禅や写経を体験して頂きたいと願っております。
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