父の日 不動尊
6月の第3日曜日、本日は 父の日 です。

地震(じしん)雷(かみなり)火事(かじ)親父(おやじ)
災害に匹敵するほど父親が怖かった、この言葉は今ではほとんど使われなくなりました。
昔、父親の権限は今よりずっと強く、職人の親方(おやかた)、近所や組の親分(おやぶん)など、 おやじ と呼ばれる存在には、誰も逆らえない雰囲気があっようです。
現在の父親の位置は、威厳のある立場というよりは、育児や家事においても積極的に関わり、
子どもの自立を支え、子どもが自信を持って成長できるような支援者であることが求められているようです。

雲林寺堂内の西側に鎮座する 不動明王(ふどうみょうおう) は昔の雷親父(かみなりおやじ)的存在です。
燃えさかる炎を背負い、怖い顔をしております。

なぜ怒っているのでしょうか?
不動明王は、人々がどうしても悪事を止めないとき、また、心の中の煩悩が押さえようもなく沸き上がってくるとき、思いやりの怒りでそれらを叱ってくれるのです。
つまり、優しいお顔だけでは言うことをきかない悪いものを正しい道に導くためなのです。
人びとを救う決意がゆるがない=不動(ふどう)というわけです。
現代こそ、不動明王のような慈悲を正しく理解することが大切なのかもしれません。






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